えんとつ町のプペル原作者、西野亮廣さんの撮影
私が初めて西野亮廣さんにお逢いして彼の写真を撮ったのは、今から3年前の2017年10月14日のこと。
北九州市門司区で開催された、西野亮廣さんの著作「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」の出版記念パーティのときだ。
当時、私の雇い主でカメラの師匠でもあった宮本光浩氏に連れられて(業務命令だったような)カメラマンとしてパーティに赴いたのだった。
テレビを見ない私はキングコングさんという漫才コンビも知らなかったし、そのコンビの一人だった西野亮廣さんのこともほとんど知らなかった。
西野さんの大ファンだった宮本社長から、西野亮廣さんがどういうひとで、どんなことをしているのか、彼が書いた著作物などの情報を事前に叩き込まれたっけ。
北九州市門司区にある広いパーティ会場は、西野亮廣さんのファンで埋め尽くされていた。
西野さんは、用意された舞台?にとどまらず、会場を縦横無尽に移動し、一人ひとりのファンと話をして回る。ビール片手に。
カメラを手にした私は、そんな西野さんを追いかけて、広い会場を右往左往して回った。
まさかライブが始まるとは。
西野さんの写真を撮ることと、もう一つ任務があった。
私が携わっていた(今もやけど)オーダーケーキ通販サイト魔法のバースデーケーキで制作した、絵本「えんとつ町のプペル」に登場するルビッチの似顔絵ケーキの披露だ。
「えんとつ町のプペル」似顔絵ケーキ~西野亮廣さんの出版記念パーティのために制作/魔法のバースデーケーキ
サプライズケーキ披露の瞬間、ファンのみなさんから歓声が上がり、周りにはスマホカメラの列が並んだ。
「えんとつ町のプペル」のケーキを西野さんがとても喜んでくださったのは、良い思い出だ。
しかも、会場で妹親子にまで遭遇するし。
甥っ子は、西野亮廣さんに抱っこされるという栄誉を全く理解できないという顔をしているし。
この日私が撮ったのは、有名人が驚くほどフレンドリーにファンと目線の高さを同じにして夢を語らう姿だ。
芸能界など華やかな世界に疎い田舎者の私にとって、それは新鮮な驚きだった。
なにかこう、温かさを感じる別の世界と価値観を垣間見たような。
そんな時間だったように思う。
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