iPhone8のシングル広角レンズでも背景ぼかして撮る!

出張撮影36カメラ

もう限界でした。
画面と文字の小ささが。

私のiPhone5Sのことです。(何年引っ張ってんだか)

このたびやっとの機種変は、息子のマネしてiPhone8。

「息子のマネ」というのがポイントです(設定に困ったときはSiriより使える)

iPhone8のカメラで撮ってみて驚いたのは画像の鮮明さ。(いまさらすぎ)
所詮スマホカメラと舐めとったらとんでもありませんでした。

なんこれ、えらい綺麗やん!!(5Sしか知らんもんで)

しかし、ちゃんと自分で調べもせんで買ったために、iPhone7Plus・iPhone8Plus・iPhoneXにはある「ポートレートモード」が、ただの8には無いことを買った後で気が付くとゆう、おまぬけさ。

「ポートレートモード」とは、スマホカメラでは難しい、背景をぼかして一眼レフカメラのように撮れる機能のこと(らしい。)

なんか損した気分で悔しい。
ダメ元。iPhone8のシングル広角レンズで背景ぼかして撮ってやろうやんか!
スマホカメラに慣れるためにも、実証実験を決行することにしました。

以下参照。

 

 

iphone背景ぼかす

田川郡糸田町の金山あじさい園で撮ったアジサイ。
背景、これくらいはなんとかぼけます。

あ、花を撮るときは曇りの日がいいよっていうのご存知ですか?

晴れた日の直射日光の中で撮ると、明るいところと暗いところのコントラストがキツすぎて、やわらかいイメージの写真になりにくいです。

曇りや雨の日だと、雲のフィルターのおかげで、光がやわらかく拡散されて、花のやわらかいイメージの写真が撮れます。

もしくは、直射日光が当たらないところとか。

 

iPhoneアジサイの写真

この写真は、アジサイの花びらからiPhoneのカメラレンズまでの距離が15cmくらいです。
花ならそこまで接写しても平気ですが、人を撮るのに15cmは確実に嫌われると思います。ご注意ください。

画面をピンチで拡大してズームで撮ってもぼけましたが、画質がかなり荒れます。

広角と望遠2つのレンズ、デュアルレンズがついているPlusやXなら、ズームで撮っても画質はかなり綺麗だそうですけど。
ただの8(涙)で綺麗な写真を撮りたいなら、カメラにズームさせんで自分がズーム。動けよって話なだけです。

まあいろいろやって、背景をぼかすコツがわかりました。

★被写体にカメラを近づける。

ピントが合う限界まで、iPhoneを近づけました。約20~15cmくらい。

★ピントを合わせたいところをタップして(AE/AFロック)きっちりピントを合わせる。

これ、やるのとやらないのとでは大違い。ピントがシャープに合えば合うほど、背景のボケが際立つ、相乗効果です。

★ピントを合わせたところと、ぼかしたい背景が遠いほど、背景はぼける。

背景が近いと、背景にまでピントが合ってしまうからです。
また、例えば一色の平らな壁が背景だと、ボケているのかどうかわかりません。(当然です)

なので、iPhoneの画面の中に、被写体から離れた背景のブツを入れて撮るというのがキモです(ここ大事)

被写体のアジサイに近づいて、遠くにあるアジサイやアスファルトも入れるようにしたら、うまいごと背景がぼけて奥行きのある写真が撮れました。
ただのアスファルトや枯れ葉もぼけて、なんだか綺麗に見えるから不思議です。

 

iPhoneアジサイの写真3

日本人はボケが好き。
外国人はブレが好き。

らしいです。
民族性の違い?かどうかはわかりませんが、海外でもボケは「Bokeh」と書いてボケと言うくらい、日本らしい表現方法みたいですね。

あと、インスタなどSNSに写真をアップするときに、画像加工アプリで周りをぼかしたりしますよね。
でも、背景まで均一にピントが合った写真の周りを無理くりぼかすと、ぼかした境界線がわかってザンネンな写真になりがちです。
あらかじめ、できる限り背景をぼかして撮っておけば、アプリのぼかし加工をしても不自然になりません。ボケも盛れます。

PlusやXじゃなくて、ただの8でも、これくらいは背景がぼけるよという実験結果でした。

Androidでも、要は被写体に近づく、ピントをきっちり合わせる、ぼかしたい背景は被写体から遠く離す、の3つだけ心がければ「Bokeh」の写真が撮れると思います、たぶん。

 

ということで今回は、iPhone8でも背景ぼかして撮る方法をご紹介しました。
一眼カメラ持っとうくせになんという無駄なことを。ですね(涙)
確かに。慣れないスマホで背景ぼかすのはけっこう苦労しました。
いつもの一眼カメラの有難みがよくわかりましたです。

 

出張撮影36カメラ

 

 

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