全日本マスターズレガッタ2019浜寺の撮影/④大井光選手
大井光選手(70歳)
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素敵なボートマンシリーズ、四人めは大井光さん。
今回撮影した初めてのボート競技、全日本マスターズレガッタ浜寺で
私が心を惹かれて同じカットを何枚も撮ったのは、大井さんが出漕前に準備する姿です。
ボート競技では、この準備のことを「リギング」と呼ぶそうです。
リギングとは、漕手が自分でボートを漕ぎやすいように、シートやフットストレッチャーなど各部の調整をすることだそうです。
漕手はみなさん体格が違うので、それぞれのセッティングも違うのですね。
レースで最高のパフォーマンスを発揮するためにも、自分の力が正しく「水に伝わるように」しっかりとリギングを行うということです。
リギング中の大井さんはとても集中していらっしゃるようで、とにかく熱心に作業されている様子が印象的でした。
長年ボート競技を続けてこられて、レースに何度も参戦されてきた大井さんの評をチームメイトの小野山くんに尋ねると、寡黙でコツコツ。ここ一番での馬力「水を押す」力が非常に強いとのこと。
入念なリギング作業からの集中力こそが、レース中の馬力を産み出す原動力となっていらっしゃるのですね。
<クォドルプル(4×+)>
大井さんはボート競技以外に、テニスとマラソンもこなされるそうです。
<エイト優勝>
寡黙な、ともすれば近寄りがたいイメージの大井さん。
<ナックル・フォア(4+)>
レースにかける想いが、自然と厳しい表情に顕れるのでしょう。
<ナックル・フォア(4+)優勝>
優勝おめでとうございます!
さすがに表彰式のときは、表情が柔らかくなっていらっしゃいますね。
最後になりましたが、貴重な大井さんの笑顔の1枚を^^
今度はもっとたくさんの笑顔を撮らせてくださいね (’∀`人)
次回も素敵なクルーをご紹介していきます。
どうぞお楽しみに♪
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【全日本マスターズレガッタ浜寺の記事】
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