全日本マスターズレガッタ2019浜寺の撮影/⑨小野山敏郎選手
小野山敏郎選手(54歳)
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素敵なボートマンシリーズ、トリの9人めは同級生の小野山敏郎くんです。
小野山くんは今回の全日本マスターズレガッタ2019浜寺の撮影を依頼してくれたクライアントです。
小野山くんがボート競技をしていることは、Facebookでたまにアップされる投稿から友達は知っていると思いますが、
小野山くんが写っている写真が上がることはほとんどなく、スマホで撮った風景だったり、ボートの写真だったりで、ボート競技を知らない同級生にとっては、それほど興味をそそる投稿とは言えません。(正直でゴメン)
やっぱり友達は、写真に投稿者本人の姿を期待する。
実際にボートを漕いでいるところの写真を見て、おーっ!!っち言いたい。おのやんやるねぇー!っち言いたい。
そうじゃないと、なかなかボート競技をしている小野山くんを、友達は実感できない。
しかし、ボートを漕ぎながらの撮影は難しい。。。
小野山くんも、メジャーとは言い難いボート競技レガッタのことを、知らない人に知ってほしいという気持ち、
一緒に漕ぐクルー、尊敬するすごいボートマンの方々を写真に撮ってほしいという気持ちから、カメラマンの私に依頼してくれたというわけです。ありがたい。
しかし、しかし。
大体、ボート競技のことを全く知らん私が撮れるんやろか?
レースを見たこともないし、会場の浜寺水路はかなり広いみたいやし(幅200mの水路に1000mのコース)
望遠端で200mmのレンズしかないのに、どこまで迫れるかが一番の不安。
小野山くんに相談したら、それでもいいからっち言う(たぶん小野山くんは「それ」がどの程度かわかってなかったと思う)
こうなったら70-200mmGマスターレンズの解像度に賭けるしかないと、吉松は覚悟を決めました。
上に上げたこれらの写真は、小野山くんと山下さんが出場したダブルスカルのレース中の写真です。
観戦や撮影できる場所は限られていて、レース中は高い護岸の上、柵ギリギリからレンズを伸ばしての撮影。
このときは、護岸に近いコースだったので、200mmでも被写体を比較的大きく写すことができたけど、それでもトリミングは必須です。
まぁ、200mmでこれだけ撮れたらいいんじゃないやか
念願の小野山くんがボートを漕ぐレース中の写真が撮れたのでよしとします。
コースは1000m、スタートから大体4~5分でゴールします。
レース中の時間よりも、待ち時間のほうが圧倒的に長いので、撮る予定のレースを待つ間、陸の上のボートマンを追いかけました。
艇の準備(リギング)をしている小野山くん。
レース中じゃないと、余裕持って狙えます。
こういうのとか、
こういうの、
たぶん同級生も本人も、見たことないショットなんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
オレ、イケとうやん
っち思ってもいいばい、小野山くん。
今回の全日本マスターズレガッタ2019、浜寺の撮影をして
小野山くんが、
ボート競技レガッタに情熱を注ぎ、
素晴らしいクルーの皆さんとの充実した時間を楽しみ、成果を出して、生きがいとしていることを感じました。
すごいよ小野山くん
私だけやない、同級生もきっとそう思う。
手のひらにできたマメ
アップで撮っとけばよかった
私に、全日本マスターズレガッタの撮影という素晴らしい経験をさせてくれてありがとう。
すごいボートマンのみなさんと一緒に、世界を目指しよう小野山くんを心から尊敬するよ。
けど、ひとつだけ言わせてもらえるなら、
もう少し、カメラのほう見てくれてもいいんやない?
その笑顔をカメラにも欲しかった(-“-;)
これまで、全日本マスターズレガッタ2019に出場した、三菱ボートクラブシニアに所属する9人のボートマンのみなさんをご紹介してきました。
素敵なボートマンシリーズはこれが最後となりますが、小野山くん協力のもとに(笑) ボート競技の花形種目と称されるエイトのことを中心に総集編の記事を書きたいと思っています。
小野山くん、よろしく。
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【全日本マスターズレガッタ浜寺の記事】
①素敵なボートマン/秋山健一郎選手